NPO法人Fine
早期から自身の身体に向き合い、正しい知識をもとに適切なケアを
私たちが取り組みたい課題
多様性の時代に「生殖や出生」においても広がる選択
昨今は多様性の時代と言われており、性別や人種など様々な領域で「多様性」が認識されるようになってきました。
多様性は「生殖や出生」においても広がっています。
不妊で悩む男女が増える中で、医療や科学が発展。
妊娠や出生の方法や選択肢が増えており、今では約11人に1人が体外受精で生まれるとも言われています。
一方で、現代の性教育では「不妊」や「生殖・出生の多様化」について知れる機会がないのが実情です。
知識不足により選択肢が狭まってしまう人を減らすためにも、若いうちから生殖に関する幅広い知識を得ることが重要になってきます。
取り組み内容
若いうちから正しい知識を得られるように、都立高校生向けに「生殖や出生」の多様性を伝える出張授業を行います。
出張授業
授業では、今の自分にたどり着くまでの生殖や出生においても「多様化」が進んでいるということを伝える中で、改めて他者との違いを認識してもらい、命の大切さを学んでもらうようなコンテンツを提供しています。
プレコンセプションケアの普及
「命の尊さを感じる機会」と「将来のライフプランを考える機会」の提供、「妊娠や出産に対する正しい理解」の普及の一環として、早いうちから正しく自分自身をケアすることの重要性を伝えていきます。
パートナー紹介【NPO法人Fine】
不妊が特別でなく普通に話せる社会へ
「不妊が特別でなく普通に話せる社会」をビジョンに掲げ、不妊治療患者が正しい情報にもとづいて自らの選択で治療を受けられる環境づくりや、不妊当事者が社会から孤立せずにいられる環境づくりを行う団体。
2004年の団体設立以降、不妊当事者や不妊経験者を対象に、不妊に関する情報提供や、啓発活動、カウンセリング事業などを行ってきた。
また「不妊と仕事の両立」をテーマにした企業向けセミナーや、自治体と連携し地域における妊活セミナーの実施、署名活動により「不妊」を取り巻く環境を変える国政への働きかけなども行う。